朝倉未来 シェイドゥラエフ ABEMA TIMES

シェイドゥラエフにTKO負けの朝倉未来は大丈夫?現在の状態がやばい?硬膜下血腫と引退の可能性

2025年12月31日、大晦日のさいたまスーパーアリーナ。「RIZIN師走の超強者祭り」の熱狂の中で、信じられない光景が目の前で繰り広げられました。

メインイベントで行われたフェザー級タイトルマッチ。

私たちのヒーローである朝倉未来選手が、王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ選手に1ラウンドTKO負けを喫しました。

しかし、単なる敗北ではありません。

試合後、ピクリとも動けず、担架で運ばれていくその姿に、会場は悲鳴に包まれました。

そして今、現地から入ってきている「ある言葉」に関する情報が、私の背筋を凍らせています。

「少し眠い」

意識が朦朧とする中で医師に発したというこの言葉。

実はこれ、格闘技における頭部外傷において、極めて危険なサインである可能性があるのです。

この記事では、現地情報の詳細なまとめに加え、なぜその症状が医学的に「やばい」とされるのか、そして朝倉未来選手は本当に大丈夫なのかについて、過去の事例や専門的な見地を交えて徹底的に解説していきます。

どうか、無事であってほしい。

祈るような気持ちで、今わかっている全ての情報を皆さんにお伝えします。


朝倉未来がシェイドゥラエフに衝撃のTKO負け!1R決着の全容とは?

RIZIN10周年イヤーを締めくくる大晦日のメインイベント。

多くのファンが「朝倉未来の戴冠」を夢見ていましたが、現実はあまりにも残酷で、そして一方的なものでした。

圧倒的なフィジカル差と「怪物」の証明

対戦相手のラジャブアリ・シェイドゥラエフ選手。キルギス共和国出身の25歳。

戦績は16戦16勝、そのすべてがフィニッシュ(KOまたは一本)という、まさに「怪物」です。

事前の予想でも王者の優位が囁かれていましたが、試合開始のゴングが鳴った瞬間から、その実力差が浮き彫りになりました。

  • スタンドの攻防: 朝倉選手は得意の左ミドルやハイキックで距離を取ろうと試みました。しかし、シェイドゥラエフ選手は全く意に介さず、強烈なプレッシャーで距離を潰してきました。
  • 驚愕の投げ技: 一度組まれてしまうと、そこは王者の独壇場でした。朝倉選手の体を軽々と抱え上げると、高角度のジャーマンスープレックスでマットに叩きつけます。受け身を取る暇もないほどのスピードとパワーでした。

この時点で、会場の空気は一変しました。

「勝てるのか?」という期待が、「逃げられるのか?」という恐怖に変わった瞬間です。

悪夢のバックマウントと鉄槌の嵐

コーナーに詰められ、顔面に強烈な膝蹴りとパンチを浴びた朝倉選手。

必死に耐えようとしますが、王者はさらにテイクダウンを奪い、瞬く間にバックマウント(背後からの馬乗り状態)を奪取しました。

そこからは、まさに「処刑」のような時間が続きました。

うつ伏せにされ、体が伸びきった状態の朝倉選手の側頭部へ、シェイドゥラエフ選手がパウンド(鉄槌)を振り下ろします。

一発、二発ではなく、何十発という連打。

ドスン、ドスンという鈍い音が会場に響き渡り、朝倉選手の動きが完全に止まったところで、レフェリーが試合を止めました。

タイムは1ラウンド2分54秒。

何もさせてもらえないままの完敗でした。


【搬送】朝倉未来の現在の状態がやばい?目が開かず「眠い」と発言…

試合の勝敗以上に心配されているのが、朝倉未来選手の現在の容体です。

TKO負けの後、通常であればセコンドに支えられてでも立ち上がるものですが、今回は様子が全く違いました。

リング上で動けず担架で退場

レフェリーストップがかかった後も、朝倉選手はマットに突っ伏したまま動くことができませんでした。

すぐにドクターが駆け寄りましたが、自力で起き上がることはおろか、目を開けることさえできない状態だったと報じられています。

首を固定され、数人のスタッフによって担架に乗せられて花道を去る姿。

その表情は虚ろで、意識が飛んでいるのか、それとも痛みで動けないのか、観客席からは悲痛な叫び声が上がっていました。

医務室での会話と「危険な兆候」

バックステージの医務室に運ばれた後の情報も入ってきています。

報道によると、意識は「少しある」状態だったそうです。

しかし、ベッドに横たわったまま、医師に対して発した言葉が非常に気がかりです。

「少し眠い」

一見すると、激闘の疲れが出ただけのように思えるかもしれません。

しかし、頭部への激しい打撃を受けた直後の「眠気」は、医学的に見て極めて危険なサイン(レッドフラッグ)である可能性があります。

単なる脳震盪(のうしんとう)であれば良いのですが、この発言が意味する本当の恐ろしさについては、次の章で詳しく解説します。


「眠気」は危険信号?硬膜下血腫や脳震盪の可能性を医学的見地から解説

ここからは、なぜ「頭を打った後の眠気」が怖いのか、医学的な一般論に基づいて解説します。

※私は医師ではありません。あくまで一般的な医学知識と過去の格闘技事故事例に基づいた推測であることをご了承ください。

急性硬膜下血腫(きゅうせいこうまくかけっしゅ)の恐怖

格闘技のリング禍(死亡事故や重大な後遺症)で最も多い原因の一つが、この急性硬膜下血腫です。

脳は頭蓋骨の中で、硬膜という膜に包まれ、脳脊髄液という液体に浮かんでいます。

頭部に強い回転衝撃(フックや今回のような投げ技、横からのパウンドなど)が加わると、脳が頭蓋骨の中で激しく揺さぶられます。

すると、脳と硬膜をつないでいる「架橋静脈」という血管が引きちぎれ、出血を起こすことがあります。

この出血が脳を圧迫し、様々な障害を引き起こすのです。

「魔の意識清明期(Lucid Interval)」とは?

急性硬膜下血腫の恐ろしい特徴に、「意識清明期」というものがあります。

これは、受傷直後は意識がはっきりしていて、会話もできる状態のことを指します。

「ああ、負けちゃったよ」「大丈夫、歩ける」などと話していても、頭の中では出血が続いており、血腫(血の塊)が徐々に大きくなっているのです。

そして、血腫がある程度の大きさになり脳を圧迫し始めると、急激に意識レベルが低下します。

その初期症状として現れるのが、強い「傾眠傾向(眠気)」なのです。

  • 受傷直後: 意識あり、会話可能。
  • 数分〜数十分後: 「なんか眠いな…」と言って横になりたがる。
  • その後: 昏睡状態に陥り、呼吸停止などの重篤な状態へ。

朝倉未来選手が「少し眠い」と医師に伝えたという報道が事実であれば、まさにこの脳圧が高まっている初期段階である可能性を否定できません。

もちろん、単なる脳震盪の一過性の症状であることも考えられますが、今は最悪のケースを想定して厳重な管理が必要な時間帯です。

眼窩底骨折(がんかていこっせつ)の可能性も

また、「目が開けられない」という症状については、脳神経のダメージ以外に、物理的な骨折の可能性もあります。

眼窩底骨折です。

これは目の周りの骨が折れる怪我で、眼球を動かす筋肉が骨折部に挟まると、目が開かなくなったり、物が二重に見えたりします。

シェイドゥラエフ選手の強烈なパウンドが目の周辺に直撃していた場合、この怪我を負っている可能性は非常に高いでしょう。


穴口一輝さんの事例も…昨今のリング禍と脳へのダメージについて

私たちがこれほどまでに過敏に反応し、心配するのには理由があります。

近年、格闘技界、特にボクシング界において、将来ある若者の命が失われる悲しい事故が続いているからです。

穴口一輝選手の悲劇を忘れてはいけない

記憶に新しいのは、2024年に亡くなられたプロボクサー、穴口一輝さんの事例です。

日本バンタム級タイトルマッチという大舞台で、壮絶な打ち合いの末に判定まで戦い抜いた穴口選手。

試合終了直後はリング上で気丈に振る舞い、セコンドと会話もしていました。

しかし、控室に戻る途中で脚がもつれ、意識を失い、そのまま帰らぬ人となりました。

死因は急性硬膜下血腫でした。

「試合が終わった瞬間は大丈夫そうに見えた」

これが脳内出血の最も怖いところなのです。

連戦による「セカンドインパクト」のリスク

朝倉未来選手についても、もう一つ懸念される点があります。

それは「短期間での連戦」です。

朝倉選手は今年、5月に鈴木千裕選手、7月にクレベル・コイケ選手と激闘を繰り広げています。

特にクレベル戦からまだ半年も経っていません。

脳へのダメージは完全に抜けるまでに時間がかかります。

前のダメージが癒えきらないうちに次の強い衝撃を受けると、「セカンドインパクト症候群」と呼ばれる致死的な脳腫脹を引き起こすリスクが跳ね上がると言われています。

33歳というベテランの域に入った年齢、そしてこれまでの激戦の蓄積。

今回の一方的な被弾は、その限界を超えてしまったのかもしれません。


朝倉未来は本当に大丈夫なのか?担架で運ばれたその後の経過

現時点(2025年12月31日深夜)では、公式から「命に別状はない」といった確定的な発表はまだ出ていません。

SNSやネットニュースでは情報が錯綜しています。

ネット上の反応とストップのタイミング論争

今回のTKO負けを受けて、ネット上ではファンの悲鳴と共に、ある論争が巻き起こっています。

それは「レフェリーストップが遅すぎたのではないか?」という声です。

SNS上では以下のような意見が多く見られます。

  • 「あんなに打たれるまで待つ必要があったのか?見ていて怖かった」
  • 「亀になって動けなくなった時点で止めるべき。殺す気かよ」
  • 「セコンドもタオルを投げる準備をしておくべきだったのでは?」

一方で、「タイトルマッチだから簡単には止められない」「朝倉未来なら逆転するかもしれないという期待がレフェリーにもあったのでは」という意見もあります。

しかし、結果として担架で運ばれる事態になった以上、選手の安全を守るための「ストップの基準」については、今後大きな議論になりそうです。

4年ぶりの大晦日、悲願は届かず

朝倉選手にとって、今回の試合は特別な意味を持っていました。

2020年、斎藤裕選手との王座決定戦で敗れてから、ずっと追い求めてきたRIZINのベルト。

2023年のケラモフ戦での一本負け、そして平本蓮戦での引退示唆からの復帰。

紆余曲折を経て、ようやく辿り着いた3度目の正直でした。

「1ラウンドから倒しに行く」

そう宣言して臨んだ試合でしたが、世界の壁、そしてシェイドゥラエフという怪物の壁はあまりにも高かったと言わざるを得ません。


3度目の王座挑戦失敗…朝倉未来の引退の可能性と今後どうなる?

まだ本人の口から語れる状態ではありませんが、今後についても触れざるを得ません。

今回の敗戦、そしてダメージの深さを考えると、「現役引退」の可能性は極めて高いと言えるでしょう。

本人のこれまでの発言と「モヤモヤ」

朝倉選手はかつて、「格闘技界にモヤモヤする気持ちがあるから復帰した」と語っていました。

しかし、今回の相手は世界レベルの強豪であり、そこで完敗したという事実は、彼自身にとって「やりきった」あるいは「限界を感じた」という決断に繋がるかもしれません。

何より、脳へのダメージが深刻であれば、ドクターストップによって強制的に引退を余儀なくされる可能性もあります。

まずは体が回復することが最優先ですが、ファンとしては「もう十分戦ったよ」「ゆっくり休んで」という気持ちが強いのではないでしょうか。

RIZINフェザー級の未来はどうなる?

絶対的なカリスマである朝倉未来選手が王座を逃し、もし長期離脱や引退となれば、RIZINフェザー級戦線は大きな転換期を迎えます。

王座を防衛したシェイドゥラエフ選手は「2026年はもっと迫力のある試合を見せる」と語っており、この怪物を誰が止めるのかが来年のテーマになるでしょう。

鈴木千裕選手、クレベル・コイケ選手、そして怪我からの復帰が待たれる平本蓮選手。

彼らが再びこのベルトを巡って争うことになるのか、それとも新たなスターが誕生するのか。

朝倉未来選手が築き上げてきた熱狂は、形を変えて続いていくはずです。


まとめ:今はただ、無事を祈るのみ

記事を書きながらも、新しい情報が入ってこないか常にチェックしていますが、今はまだ「担架で搬送」「意識はあるが眠気を訴えている」という情報が最後です。

リング上では強気な発言や態度で私たちを魅了してきた朝倉未来選手。

アンチも多い選手ですが、日本の格闘技界をここまで盛り上げ、牽引してきた功績は誰にも否定できません。

そんな彼が、命の危険に晒されているかもしれない現状は、あまりにも辛すぎます。

どうか、「精密検査の結果、異常はありませんでした」という報告が聞けますように。

そしてまた、YouTubeでもいい、リングの上でなくてもいい、元気な姿で「きつい試合だったわ」と笑って話してくれる日が来ることを心から願っています。

朝倉未来選手、まずはゆっくり休んでください。

そして運営の方々、医療チームの方々、どうか最善の処置をお願いいたします。

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